JAおきなわ黒糖5つ星プロジェクト
伊平屋島、伊江島、粟国島、小浜島、与那国島
5つの島の黒糖の魅力を、もっと広く伝えたい。
立上げの経緯と名前の由来
黒糖は栄養豊富で美味しく、離島の暮らしを支える沖縄の宝です。
一方で、近年さまざまな理由から沖縄黒糖全体の在庫が増え、JAおきなわが作る5離島の黒糖も消費者に届く機会が減っています。そこで、販路拡大を目指して2020年に立ち上げたのがこのプロジェクトです。ピンチをチャンスに変え、黒糖の“5つ星級”の美味しさと魅力を伝え、私たちの手でスターにしたい。そんな願いを込めてコンセプトを決めました。
2017年~2022年の生産面の変化
自然環境の変化や技術向上などにより生産性が向上。以前よりも安定的に黒糖が供給されるようになりました。一見良いことのように見えますが、需要とのバランスが取れないとすぐに供給過多になるという課題を抱えています。
生産面の課題
- 台風の減少
- 農業技術向上
- 国と県による「さとうきび増産プロジェクト」の成果
(生産体制・担い手対策、病害虫・台風・干ばつ対策、高性能作業機や新品種の導入など)
消費面の課題
長年、沖縄黒糖へのニーズは高く消費も安定していましたが、砂糖全体を取り巻く環境の変化などで少しずつ黒糖離れが進みました。2011年~2012年の台風による大幅減産も大きな原因のひとつです。欲しいのに手に入らないという状況から、純黒糖以外の輸入糖や加工黒糖への切り替えにつながってしまいました。
さとうきび収穫面積、収穫量の推移
沖縄黒糖生産量の推移
JAおきなわの黒糖に出来ること
- 畑から製糖工場まで作った人全員の顔が見える唯一の黒糖
農家のさとうきび作りを土づくりからサポート。農業団体であるJAおきなわだけの一貫管理体制です。 - JAおきなわロゴマーク使用で「沖縄産」「安全・安心」をアピール
JAおきなわ黒糖を使った商品は、JAブランドのロゴマークの使用が可能です。ぜひご利用ください。 - JAグループネットワークで販売をサポート
沖縄県内
- ファーマーズマーケット他直営売り場での取扱い(全国JAFM売上10位の「うまんちゅ市場」他)
- 広報紙(1.6万部/月発行)、ホームページ(閲覧数全国JA第1位)での商品紹介
- 業務提携をしている量販店へのご紹介
- 各種JAイベントでの商品活用(展示や景品など)
沖縄県外
- JAグループ全国562JA、組合員数1,035万人(正・准組合員含む)のネットワークをいかした情報発信
- 全農取引先、全国Aコープ(478店)へのご紹介
- 「日本農業新聞」(28万部発行)、「家の光」(50万部発行)への広告掲載などをサポート
黒糖ライフスタイルのご提案
コンセプト
沖縄から「#黒糖のある暮らし」を提案するインスタグラムアカウント「KOKUTOU LIFESTYLE」。健康にも環境にもやさしい黒糖の使い方や豆知識、島の魅力を伝えます。新製品やイベント、レシピ情報も充実。ぜひフォローをお願いします。