JAおきなわ青壮年部活動報告(第20回通常総会を開催)

2021.05.28

JAおきなわ青壮年部5月7日、那覇市のJA会館で第20回通常総会をきました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ウェブ会議システムを活用し、県内5地区から代表29人が参加。令和2年度事業報告令和3年度事業計画など4議案を可決・承認しました。

同時開催した、リーダー養成研修会では藤木しんや氏との意見交換会や「みどりの食料システム戦略」の動画視聴し、各地区でグループディスカッションをしました。

 

5地区の盟友がウェブで参加しました

 

 

 

 

 

 

 

令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大により県内青壮年部のイベントが中止、活動自粛となり従来のような盟友間の交流が困難になって反面、ウェブという新たなコミュニケーションツールの利点を理解し学習会や会議でも活用してきました。また、子ども食堂の展開や移動販売車の運行、手づくり看板製作への取り組みなど、新たな活動も展開しました。

 

今年度は、スマート農業の普及や飼料価格の高騰など営農環境が変化する中、課題に立ち向かうことで部員同士の研鑽を深め、同青壮年部の拡充強化と部員が将来に展望の持てる施策実現を目指します。

 

同青壮年部の宮島寛之委員長は「コロナ禍で様々な活動が制限される状況だが、我々青壮年部が一丸となってこの難局を乗り越え、沖縄県の農業発展に貢献していく」と力を込めました。

宮島寛之委員長があいさつ

 

 

 

 

 

 

 

 JAおきなわの普天間朝重理事長は「このコロナ禍で、食料自給率の重要性が明らかになった。食は国民の命を守ることにもつながる」と強調。「食と農を守るためには、青壮年部の組織力が必要である。JAも全力でサポートしていく」と話しました。

 総会後にはリーダー養成研修会を開きました。ウェブ会議で農水省が取り組む「みどりの食料システム戦略」などについて、藤木しんや参議院議員と意見交換を行いました。

 藤木議員は「我々農業者も地球温暖化を止めていくため積極的に取り組まなければならない」と説明。「化学肥料や農薬の削減をしていくことになるが、どう削減していくかはこれからの課題だ」と話しました。

ウェブを使って藤木議員とも意見交換を行いました

 

 

 

 

 

 

 

 

第6回JA全青協WEBセミナー「みどりの食料システム戦略」の動画を視聴し理解を深めました。地区毎で実施したグループディスカッションでは、「みどりの食料システム戦略」における有機農業の取り組みなどを挙げ、部員らが意見を出し合い理解を深めました。

今年度も一丸となって頑張ります!