JAおきなわ糸満支店は3月15日、米須小学校で4年生33名を対象に黒糖づくり体験きました、児童たちは黒糖ができるまでの工程や注意事項の説明を受けた後、サトウキビを圧搾機へかける作業に挑戦しました。
取り組みはJAバンク教育活動助成事業を活用した食農教育の一環。毎年米須小学校の4年生を対象に行っており、今回参加した児童たちは、昨年先輩たちの黒糖づくりの様子をみて今年の体験をとても楽しみにしていたそうです。
「バキバキ絞られていく!」「もっと太いサトウキビだと搾れるかな」など、初めて目の前にする圧搾作業に様子でした。
搾り汁を煮詰める作業では、交代で一生懸命アクをとり、「おいしい黒糖になれ」と待ちきれない3時間ほどかけて出来上がった黒糖を試食すると、「こんなにおいしい黒糖、はじめて食べた。他の学年の子にも分けてあげる」と満足そうな表情を浮かべました。
同支店事務局の伊敷さんは「黒糖づくり体験を通じて、沖縄県の基幹作物への理解を深め、地元の農業に興味をもつきっかけを作ることができればと考えています」と話しました。