JAおきなわ北中城支店は2月22日、北中城幼稚園で黒糖づくり体験学習を開きました。
園児140人が参加。JAバンク教育活動助成事業を活用した食農教育活動の一環として、サトウキビの植え付けから黒糖づくりまでを体験し、沖縄県の工芸作物について知ってもらおうと企画しました。
園児たちは9月下旬に、北中城村安谷屋の圃場でサトウキビの植付作業を行い、1月には、収穫後の根切り作業も体験しました。
黒糖づくり当日は、地域の生産者による指導のもと、園児たちはサトウキビを1本ずつ圧搾機にかけて、黒糖にするためしぼり汁を取り出す作業を行いました。しぼり汁を加熱して濃縮作業に入ると、だんだんと色が変わっていく様子に、園児たちは驚きの表情をみせました。
担当職員の喜名さんは「地域の農業に直接触れて、体験できる場所をこれからも提供していきたい」と意気込みをみせました。