八重山産パイン、販売高2億円突破

2017.10.10
大忙しとなった八重山地区のJA選果場

JAおきなわ八重山営農振興センター管内では、2017年産のパインアップルの取扱量が前年比74%増の68万3777玉と過去最高記録を達成しました。販売総額は約2億1000万円と、生果用での取り扱いでは初めての2億円の大台を突破しました。

主に石垣市などで生産されるパインアップルはパインアップルは、同センターパイン部会の76人が栽培に取り組んでいます。生育初期や収穫期に台風襲来がほとんどなかったことや冬場の気温が高く肥大が進んだことなどが増産を押し上げました。

生育状況を確認する生産者とJA職員

品種別では桃の香りがする「ソフトタッチ」が16万1165玉。ちぎって食べられる「ボゴール」が34万7775玉。「ハワイ」が17万4837玉だった。搬入されたパインアップルはほぼ県外に出荷されます。来期は、熟度を見極めて正確に収穫することや正確な出荷計画提示で、更なる品質向上と有利販売に繋げます。

9月26日に石垣市内で行われた反省会と祝賀会では、生産者や、JA、行政などから85人が参加し、さらなる飛躍を誓いました。2万玉以上の出荷で、主要3品種を栽培し、前年の実績より20%収量増加した生産者3人を優良農家として表彰。添盛和雄さん、川平重治さん、砂川淳司さんの3人に同部会の知念辰憲部会長が表彰状を手渡しました。JAおきなわの大城勉理事長も駆けつけ、盛大に祝福しました。

表彰された添盛さん(㊧から2人目)、川平さん(同3人目)、砂川さん(同4人目)