JAおきなわ恩納支店(2024年4月完成予定)は環境に配慮した建築物『ZEB』を建設予定です。
「ZEB」とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、建物で年間消費する一次エネルギーと創エネルギー収支をゼロにすることを目指した建物のことです。
同支店は、基準建築物に対して年間エネルギー消費量を100%以上削減した『ZEB』を達成。
省エネルギーを実現するために沖縄の強い日射を考慮し、屋根面に複層的に断熱材を採用しています。壁面には火災時に有毒ガスを発生しない断熱材を採用しており、屋根・壁の断熱設計を最適化し、かつ大きなガラス面を持つ開口部には庇を設けて施設内の温度を安定させ、エネルギー効率を向上させています。負荷設備は高効率設備の導入によりエネルギーを最小限に抑えつつ、再生可能エネルギーを導入した『ZEB』を実現しています。また、BEMSを活用したエネルギー見える化を行い、従業員への省エネ意識を高めます。
JAおきなわは今後も『ZEB』をはじめとするSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向け取り組んで参ります。
【ZEB実現に向けた具体的取り組み】
・屋根及び壁面の断熱材導入
・LOW-E複層ガラスの導入
・高効率空調、全熱交換器の導入
・太陽光発電設備・蓄電池設備の導入
・LED照明(人感センサー搭載)の導入
・BEMS導入によるエネルギー管理