JAおきなわ糸満支店は、2月6日、27日、糸満市立米須小学校や喜屋武小学校で4年の児童を対象に、サトウキビ搾りと黒糖づくり体験を行いました。
取り組みは、JAバンク教育活動助成事業を活用した食農教育活動の一環。沖縄県の基幹作物であるサトウキビについて理解を深めてもらおうと企画し、毎年実施しています。
同支店青壮年部や地域農家協力の下、黒糖づくりの工程や注意事項を説明。参加した児童たちは、圧搾機にサトウキビを1本ずつ入れていき、プレスされ、搾り汁が出てくる行程に大興奮。また、皮をむいたサトウキビを試食すると、「甘い!ジュースよりおいしい!」 と天然の甘さに驚いていました。
作業後は、濃縮した搾り汁を撹拌し完成した黒糖を試食。お店で買うのとは違うね。やわらかくておいしい!とできたての香ばしさに舌鼓を打ちました。
協力した青壮年部は「体験を通じて幼いころから農業に対する理解を育むことができたら嬉しい」と期待を込めました。